バスケットボール＠ベターオフェンス

ベター1オン1オフェンス

第1章：トリプル・アタック・ツール

ベター1オン1は経験の浅い選手でも基礎を固められるように基本的なことからはじまります。 ペリメーター（台形の外側で3ポイントの内側）からの得点については、 プレイヤーの基礎をトリプル・アタック・ポジション（別名トリプル・スレッド）をもとに築きます。 これはどのプレイヤーのスコアリング・レパートリーについても不可欠なカギになります。 ディフェンスの動きを素早く読んで、ベストな動きで反応しなくてはいけません。

第1章ではリック・トーベット　コーチはトリプルアタックの姿勢をとるための2つの方法を紹介します。 そしてピボットの軸足を同じにすべきかどちらの足も使えるようにすべきか説明します。 そして、トリプル・アタックからの異なったフェイントと動きを学びます。 さらにベターバスケットボールDVDではいつも「何」を学ぶだけでなく 「何処で」「どのように」「なぜ」を学ぶことになります。

この画像でベター１オン１オフェンスがいかに詳細に説明しているかがわかります。 詳細で最先端のバスケットボール　テクニックは、バスケットボールDVD分野で常にトップである理由です。 これらのDVDには過去何年も繰り返し教えられてきたドリルだけでなくそれ以上のものが満載されています。 ベター・バスケットボールは全くの基礎から身体能力を最大限に活用できるような機会をプレイヤーに与えます。 ターベットコーチがカギとなるバスケットボールの動き、適切なシュートフェイクをブレイクダウンしてくれます。 どのようにボールや目や足、その他を動かすべきか詳細に教えてくれます。

この章でトリプル・アタックの基本を学んだ後、 ターベット　コーチはトリプル・アタックのポジションからプレイヤーが 動けるべき４つのバスケットボールの動きについて説明します。 クイックドロー、ショット・フェイク、ドライブ・フェイクはそれに含まれます。 これらのバスケットボールの動きは、特定の足裁きや腕の動かし方から、 ディフェンスの動きをよみ惑わすところまで詳細に説明されています。

第２章：爆発的な最初のステップ

この独創的な章では、あなたの最初の２歩における潜在的な クイックネスを最大限に生かすためだけに１３分も費やします。 明確に言うと、この章は筋肉を強くするものではありません。 これは弱い部分の筋肉をなるべく使わずに、 もっとも爆発的で敏捷的な筋肉を利用できるような素晴らしい動きを使うためのものです！

どのレベルのバスケットボールにおいても運動能力があり素早い選手でも 試合中に簡単にディフェンスにつかまってしまう選手を良く見かけます。 たいていの場合はそれらのプレイヤー達は完璧な生態的メカニズムを持っているのです。　 その生態的メカニズムとはあなたのあしのことです。 正しいボールの動きをするだけでも動きが速くなることに気がついていましたか？ ランナーが走るときに腕をふるように、バスケットボールプレイヤーは ボールを使ってバスケットリングへ向かう最初のステップを爆発的にできるのです。 ベター１オン１でどのようにするのかをお見せします。

最高レベルのバスケットボール選手によりお手本となる 素早い動きのためのテクニックが紹介されています。 この動画は少しだけ近くでスローモーションで再生され、 動きがわかりやすいように図もいれてあります。 この詳細なビデオ作成は楽しむだけでなく、 わかりやすくコンセプトを応用しやすくしています。

この２人の選手は彼らの身体能力を最大限にする為の正しいフットワークと 最初のステップをできるだけ素早くしています。 この静止画により彼らの足がどのような角度で床についているか見ることができます。 適切な歩幅にすることで、２歩目が最もパワフルな筋肉であるおしりとももの筋肉を 使用するように心がけます（最も弱い筋肉であるハムストリングはなるべくつかいません）。 どのように何処でステップをするのでしょうか。ビデオをみてみましょう！

第３章：読みと反応

バスケットボールはペースが速くエキサイティングです。 緊張感とスピードはこのスポーツが世界的に人気がある理由の一つです。

ゲームでの緊張感のあるスピードがゆえに、ボールをキャッチできなかったり、 まわりがみれなかったり、なにをすればよいかわからなかったりします。 そうなる理由はプレイヤーが何かをしようとするときには すでにあなたのディフェンスとヘルプのディフェンスがあなたを止めるために待ち構えているからです。 得点をあげるためにベストな機会は素早く相手を読み、瞬時にディフェンスの動きに反応することです。 第３章ではこれらの読みと反応をお教えします。

もしディフェンスが自分のショットポケットにいたらドライブするべきですか？ どの方向へ？ディフェンダーがあまくシュートを打たせようしていたらどうしますか？ もしその中間地点だったらどうしますか？あいてのどの部分をみて読むべきでしょうか？ ターベットコーチはすべてのシナリオで説明をし、 どんなディフェンスと１対１の状況になっても得点をあげられる自信もつけてくれます。

ディフェンスがついてこなければシュートを打つべきだということはどのコーチも同意見だと思います。 もしディフェンスが厳しくついてきたら、すきをねらって相手がいやがるようにします。 でもディフェンスがその中間点にいてよむことが難しくなってしまったときはどうしますか？ ベターバスケットボールはこのようなトリッキーな状況についても解決策を教えてくれます。

この章では素早くディフェンスをよむことを学習します。 ほとんどのプレイヤーは相手の軸足ではないほうの脚を攻めろと教えられます。 しかしこれはコート上の他のプレイヤーから目をはなし、下をむくことになります。 ターベット　コーチは革新的な別の方法を教えてくれます。 ディフェンスの背中から攻める。DVDにその詳細が含まれます。

第４章：ディフェンスのプレッシャーに打ち勝つ

ディフェンスがあなたの間合いに入り込み体が接触するほどの 強いプレッシャーをかけてきたらどうしますか？ ディフェンスはあなたを困惑させリズムをくずさせ、 ゴールに向かう体制をとらせないようにしてきます。 何人かのプレイヤーにおいては、彼らの最高のバスケットボールの 動きをもってしてもその状況を打破できません。 だからほとんどの選手はパスをしたり逆方向にドリブルをしたり、 後ろにのけぞらされて攻撃能力を奪われてしまいます。 その結果ターンオーバーになりディフェンスの思うつぼにはまります。

でも、ターベット　コーチが言うように平常心のように振る回らなければいけません。 積極的にプレッシャーに立ち向かわなくてはいけません。 ディフェンスがプレッシャーをかけてきたら、ドリブルで抜き去り、 ゴールへ一直線に向かわなくてはいけません。問題はどのようにするかです。 あなたにトリプルアタックの姿勢をとらせないような相手を どうやってドリブルでかわせばいいのでしょうか？その答えは全て第４章にあります。

この写真はプロ選手が厳しくプレッシャーをかけられています。 コートのその他の部分は暗くなってオフェンスプレイヤーと ディフェンスプレイヤーに集中できるようにしています。 ベター１オン１オフェンスでは、単に２,３人の選手が話をしたり、 体育館以外の場所で単なるテクニックをデモンストレートしているところをみるのではありません。 あなたは実際に素晴らしいプレイヤーが実際の試合で これらのテクニックを活用しているところをみるので トーベット　コーチのシステムは最高レベルの試合でも有効であることを確信できます。

これは第４章であつかう体の接触のあるプレッシャーです。 でもオフェンスの選手が後ずさりしていないことに気がついてください。 そのオフェンスプレイヤーは腰をおとして攻撃に備える必要があるのです。 リバースピボットを使うのでしょうか？それともスイープを使うのでしょうか？ いずれにしてもこの章では、直線的プレッシャー、または斜めからのプレッシャー、 もしくはショットポケットに手を出しているだけなど様々なタイプのプレッシャーに備える練習をします。

第５章：ミドルレンジ

ミドルレンジでのジャンプシュートは難しいです。なぜでしょうか？ おそらくバスケットボールの中で一番難しいショットではないでしょうか。 多くのプレイヤーは、自分を３ポイントシューターとか、 ドライブで切り込んでいくプレイヤーであるとか、自分で決めている場合が多いのです。 バスケットの試合であれば全てのバスケットボールの動きができるわけではありません。 しかしこの章の読みや上達法を取り入れれば、ミドルのジャンプシュートを 得意な攻撃方法のレパートリーに追加する事ができます。 ジャンプシュートはスー・バードやチャンシー・ビラップやリック・バーリーの得意技であり それらはこのDVDのボーナスセクションで披露されています。

ターベット　コーチはミッドレンジからの多彩なテクニックや動きを披露してくれます。 ジャンプのためのオープンステップやクロスステップ、１-２ステップやホップステップ、 できるだけ素早いジャンプやステップバックの応用、サイドステップ、そしてホップバックも含まれます。

これもまたベター１オン１オフェンスの魅力的なセクションの一つです。 なぜオープンステップとクロスステップによってジャンプの速さや着地点が変わるかを学びます。 多くのプレイヤーはこのセクションをみることにより、 なぜ自分はある方向には素早くいけるのに逆方向はシュートブロックをされてしまうのか気がつきます。 画面の左下にあるストップウオッチに注目して、プレイヤーのスピードを測ってください。

女子プレイヤーがサイドホップでジャンプシュートをしています。 ターベット　コーチとスー・バードがこのビデオで後々話をするように、 男子も女子も両手両足があり、ルールも同じなのです。 男女で別々に練習する必要は無く、違う動き方をする必要もないのです。 ベターバスケットボールのテクニックは全てのプレイヤー、男女、背の高さ、 老若、レベルの違いなどに関わらず、あてはまります。

第６章：フィニシング

最初の第４章までのビデオはどのように自分についているディフェンスに打ち勝つかでした。　 第５章はミドルレンジからのシュートについてでした。 第６章では自分のディフェンスを抜き去ったあとゴールを決めようとするときに ヘルプのディフェンスが来た場合の対処法です。 この部分に関しては残念ながらあまり多くの教材がありませんでしたが、 ベター１オン１オフェンスのユニークで斬新な章になりました。 実際にはゲームでのほかの様々な状況と同じようにゴールを決める能力を向上させることができるのです。

ゴールの近くではディフェンスのヘルプが様々な状況であなたを阻止しようとしますが、 ４つの主なゴールを決める方法を学びます。 ターベット　コーチはそれら４つの方法をわかりやすく詳細に説明してくれて、 さらにショットブロックを避ける５つのボールハンドリングも教えてくれます。

背が高く、運動能力の高いディフェンスをかわして簡単にゴールを決めるプレイヤーが映っています。 彼は自分の肩をディフェンスの肩に対して「T」の字になるようにして、 ボールを外側の手で保持するなどのシンプルなテクニックを利用して ショットブロックをかわしてゴールを決めます。 この分割された画面では左側の実際の選手に対しての「T」の字を図解しています。

でも毎回ショットブロッカーに飛び込んでファールをもらうわけではありません。 相手がレーンの外から来る場合もあります。その場合はどうしますか？ トーベット　コーチはバスケットボールで最も難しいこの状況で、 ほとんどディフェンスされないような方法を詳細に説明してくれます。 このDVDの動画には本物のヨーロッパのプロ選手が使われています。

第７章：ドリブルアタック

第７章では実際のゲーム状況でドリブルで攻撃の練習をします。 ターベット　コーチはそれらのバスケットボールの試合でのドリブルの動きと その状況を細かく説明し、ディフェンスが適切に反応してきたときのカウンターの動きも含めて、 読みと反応を説明してくれます。

ディフェンスが自分についていないときにパスを受けてボールをもったけれど 自分のシュート範囲から外れていたらあなたはどうしますか？ すぐ攻撃を始めるべきかそれともディフェンスがくるまで待つべきでしょうか。

ディフェンスとの間があるときの６つの選択を学びましょう。 さらに体だけのフェイクでディフェンスを反応させる方法を学びます。 そうすることで、ディフェンスを読みジャンプシュートか ドリブしてゴールに向かうか反応ができるからです。 ドリブルをしているときにプレッシャーをかけられて、 まったくスペースがなくなったらどうしますか？ パワードリブル以外の５つのバスケットボールの動きを学習します。

これはこのDVDを楽しく見るためのビデオ作成のサンプルです。 そして、トーベット　コーチが教える読みやドリブルの動きを 素晴らしいペネトレーターがお手本をみせてくれます。

実際のバスケットボールの試合では、プレイヤーがドリブルをしすぎたらどうなりますか？ 他の４選手が完璧なディフェンスの布陣をひく時間を与えてしまい、 ドライブをとめる準備ができてしまいます。 実際のゲームでは同じ場所でドリブルを続けることは無意味なのです。

これは２００４年のオリンピックで実証されたように、アメリカの男子チームは、 彼らに打ち勝ったチームに比べてとても無意味なペネトレーションをしていました。 アメリカのガードプレイヤーはペネトレイトするのに時間をかけすぎて 他の４選手にディフェンスを完璧にされてしまいました。 相手チームはボールを持った瞬間にペネトレイトするので アメリカチームはボールを守る時間があまりなく、 ディフェンスを立て直す時間がないのでアメリカの長身選手も インサイドでシュートブロックの準備ができませんでした。

第８章：ボールスクリーン

第８章はあなたがトリプルスレッドからもしくはドリブルから攻撃を始めるかに関わらず ピック・アンド・ロールをどのように使用するのか教えます。 この章は効果的なボールスクリーンをする為に応用しなくてはいけない４つの原則からはじまります。 この章の後半はディフェンスがボール・スクリーンをする主な方法と それらのディフェンスの判断にどのように反応するかについて詳細に説明があります。

このビデオではボールがあるときの攻撃方法であることをおぼえておいてください。 この章はボールハンドラーとしてのテクニック、よみ、反応そして心がまえを扱います。 あなたがスクリーンをかける場合はどうするのでしょうか？ それは７番目のベターバスケットボール「ベターバスケットボール　ウイズアウトボール」で 確認してください。

インターナショナルゲームにおけるボールスクリーンの回数はとても多いです。 ボールを持つたびにピック・アンド・ロールがおこなわれているように見えます。 ターベット　コーチの原則がヨーロッパリーグのプロ選手によって 何度も何度も繰り返されているのがわかります。 コーチの原則に従っているときはスクリーンに成功していますが、 原則に従っていないときはターンオーバーにつながっています。

この章では４つの原則をカバーしています。 スクリーンを有効にする４つのカギです。 ここではボールをもったプレイヤーが自分のディフェンスをスクリーンに 引っかけるという原則について説明があります。 ところで、WNBAで最もスマートであるプレイヤーの１人スー・バードが ボールスクリーンについていくつか素晴らしい考え方を話してくれています。

ボーナスセクション１ スー・バード

ごくまれに勝ち続ける選手がいます。 スーはそんな選手の１人で、高校時代にナショナルチャンピオンシップ、 大学で２回２００４年のWNBAチャンピオンシップ、そして２００４年オリンピックで金メダルを獲得しました。 彼女は２００２年のWNBAドラフトの第一指名でした。

スーがベター１オン１で解説するのは:

• 勝つ為に必要なもの
• 勝つ為の精神力
• トリプルスレッドからの読みと反応
• ドリブルの動き、読み、カウンター
• オフシーズンの過ごし方、モチベーション
• ピック・アンド・ロールの方法
• その他満載！

ボーナスセクション２ チャンシー・ビラップ

ベターバスケットボールの目標は向上心に燃えたプレイヤーのスキルアップの手助けをすることです。 その信念のもとチャンシーにベターバスケットボール　チームの一員になってくれるようにお願いをしました。 ご存知かも知れませんが、チャンシーのＮＢＡ参加の最初の数年はあまり華々しいものではありませんでした。 しかし彼はあきらめずに一生懸命練習しバスケを勉強して自分を見つめなおしました。 そしてＮＢＡ参加後は毎年数字を伸ばしてきたのです。いまや彼はバスケの試合で最もお手本とされる選手であり、 ２００４年にはＮＢＡファイナルMVPに輝きました。２００６年にはMVP候補に再度選ばれました。

ベター１オン１でチャンシーがこっそり教えるのは:

• どのようにリーグで毎年成果を出してきたのか。
• ドリブルから攻撃を仕掛けるときにどのようにディフェンスをよみ反応するのか。
• トリプル・アタックからどのように読んで反応するのか。
• オフシーズンのトレーニングメニューと自己診断期間
• NBAコーチとの付き合い方
• その他満載！

ボーナスセクション３ リック・バーリー

リック・バーリーのバスケットボールにおける数々の功績は書ききれないほどありますが、 サンプルを幾つか紹介します。

• NBAとNCAAとABAの全てで得点得点王になった唯一の選手です。
• １９７５年のNBAファイナルMVP、オールスター１２回
• １９８７年にバスケットボール殿堂入り
• 得点をあげる精神力を鍛える方法
• 正しい角度でピック・アンド・ロールの実行方法
• バスケットボールと女子ゲームについて
• 得意なバスケットボールの動きとピボットからの攻撃

• 燃え尽き症候群にならないためにできること。

  （彼の４人の息子はディビジョン１でプレーしました）

序章、まとめ、最後に一言

ビデオの８章ならびスー・バード、チャンシー・ビラップ、リック・バーリーに加えて、 このDVDは序章として８分３０秒間、ターベット　コーチがいかにこのビデオのテクニックを 自分のスキルにするかを説明しています。 そして最後に簡潔なまとめがはいっています。 従ってベター１オン１オフェンスは３時間４４分の長さになります。 DVDのメニューは５つに分かれていて全体がよくわかります。

このDVDを発売開始した当初、バスケットボールを良く知る何人かにDVDを送ってみてもらいました。 彼らは単に驚きました。こんなに詳細にしかも最新の技術が楽しく作成されていたからです。 最も大切なこととして我々のモットー、自分達の能力を向上させたいと本気で思っている選手を助ける事、 を守り抜きました。このDVDを作成するのに１年近くも費やしたのはそのためです。 これを完璧にする為にはそれしかなかったのです。ベター１オン１オフェンスを筆頭に、 ベターシューティング、ベター・ボール・ハンドリング、ベター１オン１ディフェンス、 ベター・パッシング、ベター・ポストプレイがあります。 あなたがこのDVDを気に入るのは間違いないでしょうし我々のチームの 一員になっていただいたことに感謝しています。