ベターパス
第1章：パスのメカニズム
ベターパスの最初の章でターベットコーチは、 マイクビビーのお手本と共に、DVD全体で利用する22タイプのパスを紹介します。 その章は3つのセクションに分かれています。 (1)片手パス (2)両手パス (3)ドリブルからのタッチパス
ベターバスケットボールはありきたりの古びた情報ではなく、 ユニークな内容のDVDとして評判を得ています。 最初の章に数分しか費やさないのはそのためです。 それでも多くの素晴らしいテクニックがこの章には含まれていて、 特にここに紹介する画像のようにクリエイティブなバスケプレイヤーに利用されるパスを含みます。
ベターパスDVDの殆どは、この様なフォーマットで表示されています。 プレイヤーが画面上でディフェンススキルをお手本として見せている間 ターベットコーチも別画面でそのテクニックやスキルについて説明しています。 このようにプレイヤーのお手本とターベットコーチの説明と日本語字幕により 上級テクニックも含まれる1オン1ディフェンスがとても理解しやすく、学習しやすくなっています。
前出の通り、4つの情報が同時に画面に表示されます。 ベターバスケットボールDVDには毎分多くの情報が含まれるのです。 全ての内容を会得する為に何度も繰り返してDVDを観るのです。
第２章：外をまわすパス
第2章から7章で、このDVDのメインとなる42のゲーム状況を紹介します。
第2章ではピック＆ロール、バックドアーパス、 オープンのシューターへの外でのパスまわしや、オープンになる為のVカットするプレイヤーへのパスや 難しいスキップパスなどの得点の機会に繋がるパスまわしを説明します。
厳しくガードされていてもワイドオープンでも、ベターパスは状況のよみかたや、 完全なパスをすることなど、必要な事全てを教えてくれます。
42のゲーム状況はパスを出すプレイヤーの視点から始まります。 実際の試合で見る光景と同じものを見ることができるのです。
つまり、フルスピードで、現実的なディフェンスとチームメイトを見ることで、 状況を視覚化でき、本当のゲームで役立つように出来ているのです。 これは画期的な学習方法です。
プレイヤーからの視点で見た後は、色々な角度から状況をみることになります。 ターベットコーチはパスをする時やどこを狙うのか、 パスのメカニズム、ディフェンスのよみ方や避け方を説明してくれます。 ここでは、バックドアーへのパスを説明しています。 矢印がキーポイントを強調して理解を助けます。
第３章：ペネトレイションからのパス
このDVDの３番目の章はペネトレイションからのパスであり、 上手で創造的なアシストをする為には最も重要な要素になるでしょう。
自分のディフェンスに打ち勝ったとしてもヘルプのディフェンスがきます。 最初のヘルプディフェンスだけでなく、5人のローテーションをよむことがカギとなります。 その中でオープンになった仲間を探し出してパスをするのです。 その仲間はポストかもしれませんし、ウイングにいるかもしれません。 またはコートの反対側にいるかもしれません。
ベターパスはこれらの課題を解決します。 マイク・ビビーの考え方のようにディフェンダーを引き出し、 シュートを打つと思わせ、回りのディフェンダーが気を抜いた瞬間に オープンになっている仲間にパスをして、得点をさせるのです。
ベターパスのなかで、トーベットコーチの素晴らしいインストラクションに加えて マイク・ビビーが彼の経験によるコンセプトやテクニックを披露しています。 ビビーの考え方を学ぶ事は、バスケットボール界屈指のスマートなプレイヤーから 上級でユニークなテクニックを学ぶことです。
ここではマイクがお手本をみせながらその動きを説明しています。
同じ状況下を2つの異なった視点から見せることで、 ベターバスケットボールは学びやすくしています。
この画像の左下では遠目から状況を見ることで なぜ反対側のウイングのプレイヤーがオープンになっているのかがわかります。
右上ではとても難しいパスのメカニズムを近くの視点から見ることができます。 どのようなパスをしているのでしょうか？
第４章：ポストへのパス
ポストへのパスにはテクニックが必要です。 ポストプレイヤーがオープンになるのはほんの一瞬です。 適切で素早いパスをしなくてはいけないのです。 それが出来なければポストプレイヤーの努力が無駄になってしまうのです。
ディフェンスがポストの後ろにいても、正面に立ちはたがっても、半身でディフェンスしても ポストにパスをするためのカギを説明してくれます。 そしてパスをもらう側のポストプレイヤーにもアドバイスをしています。
ここでは第4章の第4の状況の画像を紹介しています。 プレイヤーからの視点は実際の試合でどのように見えるのかを視覚化するのに最適です。 これはベターパスの特徴でもあるのです。
ポストのディフェンスの手がパスコース上にあったとしても、 フックバウンスパスやドリブルでパスコースを見つけて、ポストにボールを入れることができます。 それ以外にマイク・ビビーがさらに別の方法を紹介しています。
第５章：ポストからのパス
ポストからのパスはあまり注目されず、得点をする方法としては見過ごされがちです。 でもこのパスを止めるのはとても難しいのです。 なぜなら通常ディフェンダーはボールか相手のどちらかに向いていて、両方には向けないのです。 マイク・ビビーが説明してくれるように、軽いフェイクをいれながら、 外のプレイをインサイドでも利用できるのです。
トーベットコーチとマイクがポストにパスを入れる6つの状況を説明しています。 それら6つの状況は、ダブルチームされてからウイングのチームメイトにパスや、 ディフェンスに押し出されて、ピボットでディフェンスに正対しなくてはいけない状況で ミドルポストからのパスや、 通常のバックドアーでのパスや、 バックドアーにおいてタイミングをずらしたリバース・ドロップ・パスなどです。
この画像ではポストでボールを持った後で、逆のウイングからダブルチームされています。 ターベットコーチがパスをするところがわかるように、ディフェンダーのトラップのよみかたを説明しています。 もちろんどのようなパスをウィングのオープンのプレイヤーに出すのかも説明しています。 矢印でテクニックの図解をしています。
ここでもプレイヤーの視点から、ある状況をみています。 ポストでボールをもった状態でウイングのチームメイトがバックドアーで切れ込んでいます。 ベターパスではどのようなパスをするのか説明しています。
第６章：トランジッションからのパス
フルコートでのパスのように、トランジッションでのパスは ポイントガードやセンター、そしてその間にいる全てのプレイヤーに役立ちます。
この章ではあまり知られていないディスカスパスやボウリングパスに言及しています。 それらのパスはあまり教えられていませんがクリエイティブなプレイヤーには 頻繁に使われています。 これらのパスをする方法やタイミングをマスターしてしまえは、 いままで使わなかった事を後悔するかもしれません。
このユニークな章はプレスのかわし方や、 ガードがコートの先に素早いパスをするためのドリブルピッチなどが含まれます。
この画像ではトーベットコーチがどの様なステップで、 ダブルチームやプレスディフェンスを破るのか説明しています。 紹介されるその原則、反対側をみたり、ステップする時のボールの保持の仕方などは、 プレスを突破する時でもコーナーに追い詰められてしまった時でも、 とても有効なのです。
ここでは、プレイヤーがパスをしようとしています。 大型選手に赤いクエスションマークがついている事にも気がつくでしょう。 それぞれの状況の説明の際にこの様なクエスションマークが数秒だけ表示されます。 そしてどの様なパスが適切なのか考える時間が与えられるのです。 この学習方法は、ベターパスを見ることで自己テストができて、 実際の場面でもそれが応用できるのです。
第７章：ファストブレイクでのパス
おそらく、バスケットボールの試合で、 ファストブレイクのパスが一番エキサイティングでしょう。 ベターパスではその様な状況で利用できるような 素晴らしいテクニックを含んでいます。
さらにマイクが革新的なセオリーやパスやテクニックを紹介し ファストブレイクを得点に結びつけてくれます。 彼は頭の回転が速いことと しっかりとしたファンダメンタルを身につけていることで有名で、 それらがこの章で披露されているのです。
マイクが紹介してくれるテクニックはベターパスの特典です。 とてもスマートで185cmのガードは豪快なダンクやすばしっこさではなく、 相手を出し抜く機転の速さで有名なのです。
ここでは女子プレイヤーが2対1で確実に得点するための 適切な方法を用いています。 そのテクニックは手順を簡単にするので、 ディフェンスが反応する前にレイアップシュートやパスが出来るのです。 そのテクニックについてDVDで説明しています。
第８章：パスの原則とゲームヒント
繰り返しますが、ベターバスケットボールには素晴らしいゲームヒントが含まれます。 これらの章はビデオを利用しているプレイヤーにとってとても評判がよく それは応用がしやすいのに知られておらず、ユニークだからです。 コーチターベットとマイク・ビビーがベターパスのゲームヒントの章で紹介するヒントや原則は 他のベターバスケットボールDVDシリーズにひけをとりません。 ノールックやヨーロピアン３やトレイラーは紹介する13のヒントの一部です。
ここではターベットコーチが異なったタイプのノールックパスを説明しています。 2つの方法を2つの画面で同時に比べる事で理解がしやすくなっています。 トーベットコーチはいつ、どうしてそれぞれの異なったノールックパスをするのか、 いつするべきではないのかを説明しています。
ヨーロピアン３はバスケットボールの試合で最もディフェンスしにくいものの一つです。 プロのチームがそのテクニックを使うのを紹介し 米国では3点シュートを打つためだけではなく、 スイッチによるミスマッチを誘うものでもあるのです。
コーチターベットがヨーロピアン３でチームメイトにボールを渡す為に 最も適切なテクニックを含む、あらゆる局面を説明します。 それはパスでしょうか？フリップでしょうか？それとも手渡しでしょうか？ パスをするだけでなくスクリーンをかける側として どのような体のポジションをとるべきでしょうか？ 答えはベターパスのなかにあります。
第９章：パスのドリル
この楽しい章は16のドリルを紹介しています。 パスは状況をよむことが大切な頭を使うプレイなのです。 従って、シュートやドリブルを練習するように 自分自身で練習する事が難しいのです。 ここで紹介は、DVDを見る以外に、実際に使えるパスの練習方法が紹介されています。 実際には壁を使えば、自分自身で同じ練習ができます。
この章のそれぞれのドリルは、正確なパスや、コーディネーション、キャッチング、 リフレックス、ボールコントロール、そして力づよさの向上に役立ちます。
「フォローザリーダー」は相手の真似をしてパスをするという 楽しくパスのスキルを上達させるドリルです。 トーベットコーチはプレイヤーとしては20年以上もプレイしていないので マイクビビーのまねをしてパスをするのは簡単ではありません。 ここでは、片足の周りをボールをまわしてから、左手のフリックパスをしています。
第9章のドリルの幾つかはボールを2個以上使います。 素早い反応が要求されるのでスキルが上達します。 バスケットボールは本能的なスポーツなので、ボールを2個以上使う練習は 考える時間を与えずに、反応時間を短くして本能的な能力を向上させます。
第10章：ビビーのバスケットボール
このユニークな章はバスケットボールの達人の頭の中を探ります。
ベターパスの第9章まではパスについてのみでしたが ビビーのバスケットボールの章ではマイク・ビビーのあらゆる点について学ぶ事になります。 それらは：
- ドリブルからの得意な動き
- トリプル・スレッドからの得意な動き
- 厳しいディフェンスの時にボールをコートの先にだす方法
- 試合への心構え
- 得意なシューティング・ドリルとシューティング・ワークアウト
ベターバスケットボールの第1目標はバスケを上手になりたいと願うプレイヤーの手助けをする事です。 この章を含めて、このDVDではテクニックを上達させるためのみに時間を割いています。 ここでは、マイクがポストにボールを入れた後の適切なスペースについて説明しています。
マイクは毎年、平均20得点、7アシストを記録しています。 どの様にしてこの身長で、驚異的なジャンプ力もなく、 この様なオフェンシブなプレイヤーになれるのでしょうか。
それはマイクがバスケットボールをとても理解していて、 ファンダメンタルもしっかりとしているからです。 どの様な動きをするべきかが的確にわかっているのです。 ここではトリプル・スレッドからの彼の得意な動きを披露しています。
序章、まとめ、最後に一言
このDVDは10章のほかにトーベットコーチが上手なパスの原則や 実際のゲームで役立てるようなDVDの使い方を簡潔にまとめ、 精神面での大切さを説明するエキサイティングなイントロダクションがあります。 ビデオの長さは68分です。
ベターパスはパスやフロアーのよみ方、それに関するスキルについてまとめてあります。 これはとてもユニークでまれなDVDです。 なぜならばスキルやドリルだけに趣きを置くだけではなく、 バスケットボールの理解度を高めてバスケIQを向上させるのです。 ボールをもらう前の動きを学習できるベタースコアリングとあわせて ベターパスでパスの仕方をマスターすれば あなたは素晴らしいチームプレイヤーになることができるでしょう！
